検影法やコンピュータ検影法などの客観的検眼法に加え、小児検眼では動的検影法も使用できます。動的検影法:動的検影法は、小児の調節機能と輻輳機能の評価に適しています。この検眼法は、毛様体筋麻痺を起こさずに近距離で実施できます。動的検影法には、良好な周囲光、高コントラストの固視対象、および検査対象眼の両眼視が必要です。
動的検影法の目的は、近見視力表に対する小児の調節反応を定量化することです。動的検影法の実施中、検査者は小児が視標に焦点を合わせるように促し、安定した調節反応が得られるようにする必要があります。小児の注意を引くために、視標の文字を読ませたり、絵を説明させたり、視標に触れさせたりといった方法が用いられます。
単眼評価法(MEM)は、動的検影法の一種です。この検査では、検査者は子供に検影鏡上の視標を見るように指示し、影の動き方に応じて球面鏡で視標を中和させます。影が前方に動けば子供の調節が遅れていることを意味し、後方に動けば調節が進んでいることを意味します。球面鏡を子供の目の前に置く際は、調節を刺激しないように素早く操作する必要があります。
投稿日時:2024年12月27日