1. 角膜表面の中心部(前極)を通る光軸(眼軸)の垂直線、眼球のノードと回転点は光軸上にあります。強膜の後ろにある軸の交点は眼球の後極であり、前極と後極の間の距離が眼軸の長さです。 2. 視軸の眼球外固点、ノードと黄斑を結ぶ線。 3. 固定軸の眼球外固点と回転点を結ぶ線(回転点:眼球が眼窩内の中心点の周りを回転すると仮定すると、その中心は簡略化された角膜の後ろ約13.5mmにあります)。

4. 視野角(α角):眼球内の結節点における外部物体の両端がなす角度。5. カッパ角:眼球外注点と角膜前極を結ぶ線と光軸がなす角度。臨床上、視野角とカッパ角はほぼ同角とみなすことができます。カッパ角の測定は容易ではないため、角膜反射点における光軸と視軸がなす角度で計算されることが多いです。

最も簡単な方法は、患者に33cm離れた光を見つめてもらい、角膜反射点を観察することです。角膜中心の光軸と一致する場合、カッパ角は0度です。角膜中心より鼻側(耳側)にある場合、カッパ角は正(負)で、通常は5度以内です。7度を超える場合、外斜視の可能性があります。
投稿日時: 2024年11月15日